東芝と日立製作所は5日、新型コロナウイルス感染の有無を迅速に判定できる抗原検査キットの増産支援に乗り出すと発表した。検査キットを開発したみらかホールディングスの子会社「富士レビオ」に協力し、生産能力を現在の2倍となる週40万回分以上に引き上げる。
 新型コロナ感染の収束が見通せない中、検査態勢の整備は急務。政府は医療機器・資材の増産へ自動車・電機など異業種に協力を呼び掛けており、両社の取り組みはその一環となる。
 東芝は北海道旭川市にある子会社工場の建屋を富士レビオに提供。工場内に新設する検査キットの製造ライン構築では日立が機器・部材の調達を支援する。東芝の従業員が製造に携わり、12月までに生産を開始する。 (C)時事通信社