【ベルリン時事】ドイツ・マインツ大学などの研究チームは8日、同国でのマスクの義務化が新型コロナウイルスの感染者を「大幅に減少させた」とする研究結果を発表した。早期に義務化した東部イエナの事例を基に比較・分析した結果、「統計的に強い確証」を得られたという。
 イエナは4月6日、商店内などでマスク使用を義務化。その後、新規感染者は激減した。4月下旬に各州も相次いで同様の措置を導入した。
 研究チームは(1)イエナでの義務化前の感染者数の動向が同市と似ている(2)人口密度や医療体制などが同市に類似している―などの条件に合致する都市の一群から、義務化しなかった場合を想定した「仮想イエナ」のデータを作成。実際のイエナの感染者数は導入から20日間で16人増えたのに対し、仮想イエナは62人増えていたという。 (C)時事通信社