札幌市は9日、5月以降に新型コロナウイルスに感染した集団感染以外の193人の行動歴を調査した結果、14%に当たる27人が喫茶店などで昼食やカラオケを楽しむ「昼カラオケ」の利用客や従業員だったと発表した。
 カラオケは「3密」状態になりやすく、飛沫(ひまつ)感染のリスクが高いとされる。一定数の患者が昼カラオケをしていたことが判明したため、市は公表に踏み切った。
 27人中、10人は同じ喫茶店で感染したとみられ、市は店舗でクラスター(感染者集団)が発生したと認定。5、6月に陽性が確認された60代以上の感染者109人のうち、22%に当たる24人が昼カラオケに関わっていたことも分かった。
 市の調査では、関連する喫茶店やスナックは市内や近郊の計15店舗。市保健所の三觜雄所長は「感染拡大の原因が昼カラオケとは断定できない」としつつ、カラオケをする際はマスク着用やマイクの消毒をするよう利用者に呼び掛けた。 (C)時事通信社