【パリ時事】イタリア検察は12日、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた政府の初動対応に遅れがあった可能性があるとして、コンテ首相から事情聴取した。伊紙レプブリカが報じた。保健相や内相からも事情を聴くという。
 政府は2月下旬以降、感染が最初に広がった北部を中心に、複数の自治体を段階的に封鎖した。同紙によると、一部地域で封鎖が遅れたために感染拡大が深刻化した可能性が指摘されている。
 司法当局は、責任が中央政府と自治体のどちらにあるのか、刑事責任に問えるかなどについて調べる。
 ANSA通信によると、コンテ氏は事情聴取に先立ち記者団に「科学的根拠と私自身の良心に基づいて行動した」と強調。政府の初動対応に問題はなかったと主張した。 (C)時事通信社