【シドニー時事】新型コロナウイルスの感染防止のため厳しい入国規制が敷かれたニュージーランド(NZ)で、人気のハリウッド映画「アバター」続編を撮影する関係者の入国を例外的に認めたところ、「二重基準だ」と反発が広がった。同国政府は「コロナ制圧」に成功したこともあり、批判が高まる中、規制の部分的緩和に踏み切った。
 3月に中断した映画の撮影は16日に本格再開した。これに先立ち、ジェームズ・キャメロン監督ら関係者約50人は先月末、NZに入国して14日間の自主隔離を実施。政府は「『大きな経済的価値』を持つ事業に必要な外国人の入国は認める」という例外規定を適用した。映画はシリーズ5作目までNZで撮影され、5億NZドル(約350億円)以上の投資が見込まれている。 (C)時事通信社