【ワシントン時事】米南部や西部の州で、新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加し、感染「第2波」の到来を危惧する声が高まっている。トランプ大統領は全米で経済活動の再開を促していく構えだが、一部の予測によると、11月の大統領選を前に死者が急増する可能性がある。
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)の集計によると、いち早く経済再開に踏み切った南部ジョージア州やテキサス州など全米50州のうち27州で、14日までの7日間の新規感染者数の平均が前週を上回った。サウスカロライナ州やアリゾナ州では先週末から週明けにかけて、1日の感染者数が過去最多を記録している。
 米ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)は15日、米国内の新型コロナによる10月1日までの死者数累計について、従来予想の約17万人から20万人超に上方修正。ピーク時の2000人超から3分の1以下に減少した1日当たりの死者数も、10月には再び1400人を上回るという見通しを示した。 (C)時事通信社