【北京時事】中国疾病予防コントロールセンターの呉尊友・首席専門家は18日、北京市政府が開いた記者会見で、市内最大の食品卸売市場から広がっている新型コロナウイルスの感染について「北京の感染拡大は既に制御された」との認識を示した。
 北京では11日以降7日連続で新規感染者が確認され、7日間の累計は158人に達している。しかし、呉氏は「17日に感染確認された21人の発症時期を分析したところ、全員6月12日以前に感染したとみられる。ピークは13日だった」と指摘。その上で「あす以降も感染例は報告されるだろうが、次第に少なくなる」との見通しを示した。
 ただ、市当局は警戒を緩めていない。17日には、卸売市場で食材を調達したレストランの店員1人から同僚6人にうつった集団感染を確認した。このため、住民の移動制限を継続するほか、19日からは長距離バスの運行を全面停止する。 (C)時事通信社