小林喜光前経済同友会代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長、73)が東芝の社外取締役を退任することが19日、分かった。後任には中外製薬の永山治名誉会長(73)が就く。7月に開催予定の定時株主総会後に交代する。
 小林氏は2015年9月、不正会計問題で信用を失った東芝の社外取締役に就任。社長の選任や解任を提案できる指名委員会の委員長として、企業風土の改革に取り組んできた。現在は取締役会議長も務めている。
 車谷暢昭社長は海外原発事業の撤退や米液化天然ガス(LNG)事業の売却など、負の遺産処理にめどを付けたとの認識を示している。小林氏の退任で東芝の経営再建は一つの区切りを迎える。 (C)時事通信社