【ニューヨーク時事】ニューヨーク市のデブラシオ市長は18日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け規制中の経済活動について、22日から第2段階に入る見通しだと確認した。第2段階では飲食店の屋外席やオフィス、理髪店、小売店での買い物などが再開し、推定15万~30万人が職場復帰できる見通し。飲食店は歩道や車道に席を設置できるようになる。
 2万7000店を超える市内の飲食店は3月以降、営業が持ち帰りと配達に限定されていたが、最近は暖かくなり、店頭で酒を立ち飲みする人が増え、問題になっている。デブラシオ市長は「飲食店はニューヨーク市の地域文化の基幹」と強調。歩行者に開放された車道に7月から屋外席を設置できるようにする。
 ニューヨーク州の指針に基づき、オフィスや小売店は一度の入場者数を50%に制限する必要がある。オフィスは毎日従業員の体調確認が義務付けられるほか、対面式の会議も規制される。
 ニューヨーク州は一時米国の感染の中心地になったが、現在は入院患者数や、死者数が大幅に減った。一方、早期に経済を再開した他の州では最近感染者が増えており、ニューヨーク州のクオモ知事は18日の記者会見で、フロリダ州からニューヨーク州を訪れた人に2週間の隔離を求めることを専門家が助言しており、「検討している」と明らかにした。 (C)時事通信社