新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が呼び掛けてきた行動自粛が19日、一段階緩和された。都道府県をまたいでの人の移動が全国で原則解禁。緊急事態宣言解除が最後になった首都圏4都県および北海道と他府県の間でも移動に制限がなくなり、経済・社会活動が本格的に再開した。
 コンサートや展示会は、施設収容率を50%以内に抑えることなどを条件に、参加可能人数が100人から1000人に拡大。プロスポーツは無観客での試合開催が認められる。全国規模の祭りはまだ開催できないが、地域レベルではできるようになった。
 クラスター(感染者集団)の発生リスクが高いキャバレーやライブハウスも、人と人の間隔を極力2メートル空けることなどを定めたガイドラインの順守を前提に、営業再開が認められた。
 政府は、緊急事態宣言を全面解除した5月25日から7月31日までを移行期間と位置付け、おおむね3週間ごとに行動制限を段階的に緩めている。次回は7月10日を予定しており、イベント参加人数の上限が5000人に拡大される見通しだ。 (C)時事通信社