【台北時事】台湾外交部(外務省)は20日、新型コロナウイルスの感染が拡大しているアフリカのエチオピアに医療用マスク10万枚を寄贈したと発表した。台湾は人道支援目的で、日本を含む諸外国にマスクを無償供与しており、エチオピアへの寄贈もこの一環。
 エチオピアは、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長の出身国。テドロス氏をめぐっては今年4月、「台湾から(インターネットで)人種差別的な個人攻撃を受けている」と発言したことで、台湾社会が強く反発。蔡英文総統も抗議する事態に発展した。エチオピアの印象も同時に悪化したが、台湾側はマスク寄贈で「大人の対応」を世界に示した格好だ。 (C)時事通信社