東芝は22日、小林喜光前経済同友会代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長、73)が社外取締役を退任すると発表した。後任には中外製薬の永山治名誉会長(73)が就く。7月31日に開催予定の定時株主総会後に交代する。
 小林氏は東芝の経営危機の発端となった不正会計問題の発覚直後の2015年9月、社外取締役に就任。現在は取締役会議長を務めており、議長も永山氏が引き継ぐ。小林氏は22日のインターネット会見で、「相当多くの改革を進め、インフラ(サービスの会社を目指す)という方向性が出た。大いなる区切りだ」と述べ、自ら退任を申し出たと説明した。
 永山氏は今年3月まで社長や会長として長年にわたって中外製薬の経営に携わってきた。02年のスイス製薬大手ロシュへの傘下入りも主導した。 (C)時事通信社