【カイロ時事】サウジアラビア政府は22日、世界中のイスラム教徒が同国の聖地メッカを訪れる大巡礼(ハッジ)について、今年は国外からの受け入れを中止すると発表した。7月下旬からハッジの期間が始まる予定だが、新型コロナウイルス感染拡大を受け「人命を守るイスラムの教えに基づく措置」(巡礼省)と理解を求めた。
 ハッジはイスラム教徒に課された五つの義務(五行)の一つで、国内外から毎年約250万人が参加。預言者ムハンマドが最後の説教をしたというメッカ近郊アラファト山などでは、例年多くの信徒がひしめき合って祈りをささげる。 (C)時事通信社