【シンガポール時事】シンガポールのリー・シェンロン首相は23日、テレビ演説し、国会を解散し、総選挙を実施する意向を表明した。首相の助言に基づきハリマ・ヤコブ大統領が国会を解散。投票は7月10日に実施されることが決まった。
 国内では新型コロナウイルスの流行が続いているが、感染拡大に歯止めがかかる兆しも見られる。与党・人民行動党(PAP)は、コロナ対策や安定した政権運営の実績をアピールし、圧勝を狙う。リー首相は「難局を乗り切るには有能な政府が必要だ」と力説し、支持を求めた。
 一方で野党からは、コロナ対策を優先するため、選挙先送りを求める声が上がっていた。選挙は来年4月が実施期限だった。野党側は、批判勢力の重要性を訴え、支持拡大を図る構えだ。 (C)時事通信社