【ベルリン時事】ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州のラシェット首相は23日、新型コロナウイルスの集団感染が起きた人口約37万人のギュータースロー郡全域で、外出制限などを再開すると発表した。自治体全域の制限再開は、ドイツでは緩和開始以来初で、第2波への警戒感が高まっている。
 集団感染が起きたのは郡内の食肉工場。同日までに約1550人の従業員の感染が確認された。東欧などからの移民が多く働いており、労働環境の悪さが感染拡大につながったとの指摘もある。
 当面6月末まで、3人以上の集会禁止や、学校の閉鎖などが再導入される。市外への移動は禁止されないという。 (C)時事通信社