【ロンドン時事】アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)政府は25日、同国東部で流行していたエボラ出血熱の終息を宣言した。世界保健機関(WHO)が発表した。2018年8月の流行宣言から約2年、2200人以上の死者を出したが、ようやく終息にこぎ着けた。
 ただ、コンゴの別の地域ではエボラの新たな感染が確認されており、感染症との闘いにまだ終わりは見えていない。
 WHOによると、今回の流行は10度目で、2287人が死亡する一方、1171人が感染後に回復した。WHOのテドロス事務局長は「われわれはこの瞬間を喜ぶべきだが、自己満足に陥らないようにしなければならない。ウイルスは休息しないからだ」と述べた。
 同国の北西部では今年6月に新たな感染が確認された。東部の流行とは無関係とされる。 (C)時事通信社