【ワシントン時事】米政府の新型コロナウイルス対策本部長を務めるペンス副大統領は26日、南部や西部での新規感染者急増に関し、記者会見で「(前回に感染が急拡大した)2カ月前に戻ったと思う国民がいるかもしれないが、われわれは当時よりはるかに改善している」と述べた。米社会の対応能力向上を強調し、「第2波」への懸念打ち消しに努めた。
 対策本部の記者会見は約2カ月ぶり。ペンス氏は「(全50州のうち)34州は安全かつ責任ある形で経済活動の再開を進め、新規感染者数が安定ないし減少している」と主張した。感染が拡大しているアリゾナ州やオクラホマ州で、トランプ大統領が政治集会を開いたことについては「言論の自由や平和的に集会を開く権利は、憲法で保障されている」と反論した。
 一方、トランプ氏は26日から予定していたニュージャージー州訪問を急きょ中止。ツイッターで、最近の人種差別抗議デモに伴う暴動に言及し「(訪問中止は)法と秩序を確実に執行するためだ」と説明した。 (C)時事通信社