東京都は2日、新たに107人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日当たりの感染者が100人以上となったのは、緊急事態宣言下だった大型連休中の5月2日以来、2カ月ぶり。
 小池百合子知事は記者会見し、「感染拡大要警戒の段階にあると認識している。重症化しやすい高齢者層に感染が広がる可能性も否定できない」と述べ、接待を伴う飲食店など「夜の街」への外出自粛を呼び掛けた。
 都によると、107人のうち20~30代が71人で約3分の2を占めた。新宿区や豊島区池袋を中心に、ホストクラブやキャバクラの従業員らが29人に上り、感染経路不明も45人いた。
 都内の感染者は200人を超えた4月17日をピークに、大型連休の後半ごろから減少傾向が続き、5月中旬~6月上旬はおおむね20人以下で推移。夜の街での感染者が相次いだことを受けた集団検査が進められたことなどから、6月中旬ごろから増加傾向に転じ、同26日以降は連日50人を超えていた。
 東京以外の新規感染者は神奈川県12人、千葉県11人など。千葉県のうち2人は東京都内の同じ居酒屋で食事をしており、同時間帯にこの店を訪れた感染者は計7人となった。鹿児島市では1日以降、ショーパブの従業員計8人の感染が分かり、市はクラスター(感染者集団)とみている。 (C)時事通信社