全国健康保険協会は3日、中小企業の従業員らが加入する健康保険(協会けんぽ)の2019年度決算見込みが5399億円の黒字だったと発表した。大規模健保組合の解散により加入者が増え、保険料収入が伸びるなどし、10年連続の黒字となった。
 ただ同協会は、新型コロナウイルスの影響による景気悪化に伴い、今後は保険料収入が減少する可能性があると指摘。22年度以降は団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり始め、高齢者医療を支える拠出金が大幅に増加すると予想されるため、財政状況は「引き続き楽観を許さない」とみている。 (C)時事通信社