各地で中止が相次ぐ祭りを、新型コロナウイルスの感染を防ぎながら体験してもらおうと、車に乗ったままでも屋台を楽しめる「ドライブスルー・ウォークスルーお祭り屋台村」が3日、名古屋市南区で開催された。
 露天商が組織する愛知県の組合が企画。フェースシールドやマスクを着用した露天商が、来場した車まで屋台の商品を持参する。会場となったスポーツ関連施設の駐車場は車と徒歩の来場エリアに分けられ、たこ焼きやバナナチョコ、宝釣りなど約30の屋台が並んだ。
 初日のため車での来場者は限られたが、徒歩で学校帰りに立ち寄る学生らの姿が目立った。課外行事で近くを訪れた愛知県大府市の女子高校生(16)は「食べ歩きができて楽しい」と話し、同級生らと好きな食べ物を買って楽しんでいた。
 祭りの中止で露天商らが苦境に陥る中、主催した愛知県小商業協同組合の石垣修二理事長は「新しい祭りのスタイルとして先例になれば」と話している。18、19日を除く土日休日に開催し、最終日は8月2日。収益の一部は新型コロナ関連対策に寄付する。 (C)時事通信社