【サンパウロ時事】ブラジル保健省は3日、新型コロナウイルスの感染者が前日から4万2223人増え、153万9081人になったと発表した。死者は1290人増えて6万3174人。いずれも米国に次ぎ、世界で2番目に多い。感染者はわずか2週間で50万人増加した。回復者は86万8372人。
 感染は拡大の一途をたどっているが、新型コロナを「ちょっとした風邪」と軽視して経済再開を唱えるボルソナロ大統領の姿勢は変わっていない。同氏は2日、上下両院を通過したマスク着用義務化法案の一部条項に拒否権を発動した。
 法案は広く「公の場」での着用を求めているが、ボルソナロ氏は、教会や学校など人が集まる屋内施設への適用を拒否。「自宅でのマスク着用も義務化されかねない」と難癖をつけた。法案に盛り込まれた貧困層へのマスク無料配布なども、予算上の理由で拒んだ。 (C)時事通信社