政府が新設した有識者会議「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の6日の初会合では、症状の有無や感染リスクの程度に応じて対象者を3分類し、それぞれに応じた検査体制を構築することが専門家から提案された。特に、無症状で感染リスクが低い人の検査の簡易化について議論した。検査にめりはりを付けて体制を拡充するためで、今後さらに議論を進める。
 具体的には、症状がある人と、無症状だが「夜の街」に関係するなど感染リスクが高い人は、現状通りPCR検査や抗原検査を積極的に進める。一方、スポーツ選手など無症状で感染リスクが低く、社会・経済活動上、検査結果の重要性が高い人については、検査の簡易化を提案。民間企業が未承認・保険適用外の検査を既に実施しつつあるとして、PCR検査などよりも簡便で低コストな検査を採用すべきだとした。
 分科会は政府に対し、こうした検査を受けた人が陽性と判定された場合、従来の検査と同様に入院措置を取るかなど、取り扱いの考え方を示すよう求めた。 (C)時事通信社