【ワシントン時事】トランプ米大統領のめいで臨床心理士のメアリー・トランプさんが、大統領と過ごした過去や家族関係の内幕を記した暴露本が、当初予定を2週間前倒しして14日に出版される。出版元が6日、米メディアに明らかにした。
 暴露本をめぐっては、一族の内情を公表しないことを定めた取り決めに反するとして、別の親族が出版差し止めを求め提訴。ニューヨーク州の裁判所は先週、「出版社は取り決めの当事者ではない」として、出版見合わせを命じた下級審の暫定命令を破棄した。裁判自体は続くが、出版によってトランプ氏への政治的打撃は避けられないとみられる。
 「いかにしてわが一族は、世界で最も危険な男を生み出したのか」と副題が付けられた暴露本は240ページ。出版元によると、メアリーさんは著作で「自分のおじが、どのようにして世界の保健、経済の安全、社会の仕組みを脅かす男になったか」を一族の「闇の歴史」に光を当ててつまびらかにするという。 (C)時事通信社