東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県知事は10日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス対策を協議した。若者の間では、接待を伴う飲食店や会食の場をきっかけに感染が広まっていることを受け、防止策を講じた店の利用を呼び掛けることで一致した。
 東京都の小池百合子知事は会議で、「人々の動きは県境を容易に越える。感染対策をしっかり行っている店の利用を促すよう、1都3県が共同で周知したい」と強調。新宿駅をはじめ、公共交通機関の電光掲示板などで広く呼び掛ける方針を示した。
 一方、4都県以外の各地の知事からは、200人を超える東京都の新規感染者数を受け、県民に警戒を呼び掛ける声が相次いだ。三重県の鈴木英敬知事は10日、都内の状況について「大変警戒感を持っている」と述べた上で、移動の必要性を慎重に見極めるよう注意喚起した。体調の悪い人は訪問を控えるよう求めた。
 茨城県の大井川和彦知事も同日、「行くなとは言わないが、感染リスクを避けるような対応を取ってほしい」と話し、都内への不要不急の移動や滞在は慎重な対応を心掛けるよう呼び掛けた。 (C)時事通信社