福井大と福井県立大などの研究グループは10日までに、良性の「子宮筋腫」と悪性の「子宮肉腫」を血液検査で見分ける方法を発見したと発表した。血液中にある4種類のタンパク質の濃度の違いで見分けることができるといい、今後は国立がん研究センターと連携し有効性などを検討する。
 子宮筋腫は、成人女性の3人に1人がかかると言われており、経過観察やホルモン療法などによる治療を行う。一方、子宮肉腫は非常にまれだが、悪性度が高く、回復が非常に困難なため、早期の診断と手術が必要とされる。
 一般的に用いられる磁気共鳴画像装置(MRI)は、筋腫か肉腫かを判別できないことがあり、良性なのに子宮を切除されたり、悪性なのに見逃されてしまったりするケースがあるという。 (C)時事通信社