旭川医科大病院(北海道旭川市)は10日、コンピューター断層撮影装置(CT)などの検査報告書を医師が確認しなかったため、がんなどの患者8人の診断が遅れ、このうち80代の男女3人が死亡したと発表した。
 同病院によると、80代男性は2017年にCT検査を受けたが、担当医師らが検査報告書を確認していなかった。18年に再検査した際に肺がんの所見が見つかり、その後死亡した。
 膵臓(すいぞう)がんになった80代女性と、食道がんになった80代男性も、CT検査の画像や病理組織検査の報告書を確認しなかったため診断が遅れて死亡した。
 古川博之病院長は記者会見し、「このような事態が起き、心からおわび申し上げる」と謝罪した。 (C)時事通信社