東京都は12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに206人確認されたと発表した。新規感染者が200人を上回るのは4日連続で、過去1週間の累計は1000人を超えた。
 感染者のうち20、30代は133人で、比率は6割強と低下傾向にある。90代が5人など、60歳以上も23人確認された。全体のうち、接待を伴う飲食店など「夜の街」関係者は44人、感染経路不明は92人だった。
 都の担当者は「20、30代が多いという大きな傾向は変わらない。ただ高齢者も出始めており、一過性かを注視したい」と話した。
 国内全体の新規感染者は計410人に上った。400人を超えたのは2日ぶり。
 千葉県では31人の感染が判明した。緊急事態宣言が解除されて以降最多で、30人を超えたのは4月18日以来。浦安市のタムス浦安病院で、これまでに看護師4人、患者6人の感染が確認され、県はクラスター(感染者集団)と認定した。
 大阪府は32人で、宣言解除後の最多を更新。直近1週間の累計が計142人に達するなどして、入り口指標「大阪モデル」の警戒基準を満たしたため、通天閣などを黄色にライトアップして府民に注意を呼び掛けた。
 福井県では約2カ月半ぶりとなる感染者が1人発生した。奈良県では12日までに、県立香芝高校の生徒4人の陽性が確認された。
 各地の空港検疫検査では、パキスタンやフィリピン、ペルーからの入国者を中心に20人が陽性となった。 (C)時事通信社