西村康稔経済再生担当相は14日、時事通信のインタビューに応じ、東京都での新型コロナウイルスの感染状況について、「大きな波になりつつある。危機感を持って対応しなければならない」との認識を表明した。「会食や飲み会で感染が増えているのが心配だ。一人一人が感染防止策を徹底しなければいけない」とも述べ、「3密」回避の取り組みを重ねて呼び掛けた。
 感染拡大の要因と指摘されるホストクラブなど接待を伴う飲食店への対策では、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県を対象に、店側と連携したPCR検査の拡大を急ぐ意向を強調。感染防止対策を実施しない事業者への休業要請も組み合わせて進める考えも示した。
 その上で、西村氏は「この取り組みは、全国の繁華街でも実施してもらえたらいいと思う」と述べ、対策を全国に広げる意向も示した。
 東京都の新規感染者数は7月に入り、100~200人台になる日が目立つ。西村氏は感染者の推移について「専門家でも、この程度で推移するという見方と、もっと増えるという見方と両方ある」と説明。市中感染の広がりについても専門家の間で意見が分かれていると指摘した。 (C)時事通信社