【サンティアゴAFP時事】南米チリの警察軍(カラビネロス)が、新型コロナウイルス感染者を犬の嗅覚で見つけられないか、訓練を続けている。共同研究するカトリック大のフェルナンド・マルドネス教授は「ウイルスに臭いはない。しかし、感染者の代謝に変化はあるはずだ」と強調。汗の臭いを嗅ぎ分けられないかと考えている。
 訓練中なのはゴールデンレトリバー3頭とラブラドールレトリバー1頭。既に麻薬や爆発物、行方不明者らの捜索で現場を経験している。
 マルドネス教授は、人間の結核や寄生虫感染、さらに早期のがんを犬が発見できる証拠があると主張。欧州やドバイで行った実験では95%の高率で新型コロナの感染者を嗅ぎ出したという。まずは駅や空港の人混みで活躍が期待され、8月までに現場投入できないか検討している。 (C)時事通信社