東京都と埼玉県は20日、新型コロナウイルスの感染者がそれぞれ1人死亡したと発表した。これにより、クルーズ船乗船者を含む国内の死者は累計で1000人を超え、1001人となった。国内で初めて感染者の死亡が確認されてから、約5カ月間で1000人に達した。
 都道府県別の累計死者数は東京都が327人と最多で、北海道102人、神奈川県98人、大阪府86人、埼玉県69人、千葉県46人、兵庫県45人の順に多い。
 国内では2月13日、神奈川県の80代女性の死亡が初めて確認された。1日当たりの死者数は4月に入って増加傾向が続き、5月2日には最多の32人が死亡。その後は減少し、6月は5人以下で推移した。
 7月に入り感染者数は大幅に増加したものの、死者数は1日当たり2人以下と増加には至っていない。ただ、前回の感染者増のピークが4月上~中旬だったのに対し、死者数のピークは4月下旬~5月上旬で、3週間ほどのずれがあった。
 厚生労働省のまとめでは、クルーズ船乗船者を除く15日時点の死者981人のうち、80代以上が半数以上の556人、70代は268人で、70歳以上が全体の84%を占めた。陽性者のうち死亡した人の割合を示す死亡率は、80代以上が28.3%、70代14.2%、60代4.7%と高齢者ほど高い。一方、50代は1.0%、40代以下は0.4%以下と、若い世代は比較的低くなっている。 (C)時事通信社