東京都新宿区は20日、新型コロナウイルスの感染対策を呼び掛けるため、歌舞伎町のホストクラブやキャバクラの戸別訪問を始めた。「夜の街」で働く従業員や客に感染者が増えていることを受けた区独自の取り組みで、21日までに約300店を訪ねる。
 区は、6月にホストクラブのオーナーらと「コロナ対策連絡会」を立ち上げ、感染拡大防止に取り組んでいる。戸別訪問には、吉住健一区長や区職員、ホスト、警視庁新宿署員ら約80人が参加。大声で話さない、回し飲みはしないなどのチェックリストを印刷したチラシを配り、店員らに説明した。
 訪問終了後、吉住区長は「非常に良く話を聞いていただいた。今後も感染予防を繰り返し訴えていきたい」と語った。共に訪問した連絡会メンバーでホストクラブ経営者の手塚マキさんは「行政と事業者たちとで会う機会が増えれば、彼らも歩み寄る気持ちが増える。街が少しでも変わっていけば」と話した。 (C)時事通信社