【ロンドン時事】英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大は20日、共同開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、初期段階の臨床試験(治験)の結果、強力な免疫効果が確認されたと発表した。英国のワクチン開発は世界で最も進んでおり、早期の実用化に期待が広がりそうだ。
 一方、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックも20日、新型コロナワクチンの初期の治験で好結果が得られたと発表。ロイター通信によると、中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)のワクチンも治験の結果、効果が見られた。世界的にワクチンの開発が順調に進んでいるもようだ。
 アストラゼネカなどのワクチンは、3段階のうち第1、第2段階の治験で結果が得られた。4~5月に18~55歳の1077人が参加して実施した。ワクチンを2回接種した場合、参加者全員に抗体などが生成され、強力な免疫反応が得られた。安全性にも特段の問題は見られなかったという。 (C)時事通信社