厚生労働省は21日までに、新型コロナウイルス感染症の診療に当たる医療従事者向けの手引を改訂し、治療薬として抗炎症薬「デキサメタゾン」を追加掲載した。国内で使用が認められた治療薬は、5月に特例承認された「レムデシビル」に続いて2例目となった。
 手引の改訂は17日付。手引によると、英国での試験の結果、デキサメタゾンを10日間投与された重症者グループは、標準的な治療を受けたグループよりも死亡率が低かった。この結果を受け、米国立衛生研究所(NIH)は6月に治療ガイドラインを改訂し、人工呼吸が必要な患者へのデキサメタゾン使用を推奨しているという。 (C)時事通信社