東京都は22日、専門家を交えた新型コロナウイルスのモニタリング(監視)会議を開いた。都内では、1日当たりの新規感染者数が直近1週間平均で200人を超えるなど感染が再拡大し、入院患者数、重症者数はともに増加。小池百合子知事は23日からの4連休について、高齢者らを中心に不要不急の外出自粛を呼び掛けた。
 小池知事は会議後の記者会見で「(感染)第2波という心構えで、より一層の警戒が必要だ」と強調。外出する場合は予防の徹底を求め、「特に重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人は外出を控えていただきたい」と要請した。
 会議では、医療提供体制と感染状況を分析。重症者数は21日時点で14人と前週から倍増し、入院者数も949人に上った。40、50代の重症者もおり、今後の推移に警戒が必要とした。
 病床は2400床確保しているものの、会議に出席した杏林大付属病院の山口芳裕高度救命救急センター長は「(患者対応で)現場は疲弊している。逼迫(ひっぱく)していないとは申し上げられない」と訴え、患者の入院に時間がかかるなど調整に困難が生じていると指摘した。 (C)時事通信社