【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者数が23日、累計で400万人を超えた。新規入院患者数や死者数も増加。トランプ大統領は同日の記者会見で、秋から新学期を迎える学校の授業再開に関し、各地の感染状況に応じて遅らせることも認める考えを示した。
 米国では西部や南部の州を中心に、1日に報告される新規感染者数が連日のように過去最多を更新。ロイター通信によれば、感染者数は最初の感染確認から100万人となるまで98日間を要したのに対し、300万人から400万人に増えるまで16日しかかかっていない。
 CSSEの集計では、新型コロナによる米国の死者数は14万4000人超。1日当たりの死者数は2000人以上だった4月をピークに、6月には500人前後にまで減っていたが、ロイターの集計では今月23日まで3日連続で1000人を上回った。
 トランプ氏は記者会見で、学校再開が必要だと改めて強調した上で、感染拡大が深刻な地域に関しては「再開を数週間遅らせる必要が出てくるかもしれない」と指摘。具体的な再開時期を州知事に委ねる考えを示し、早期の再開にこだわった従来の姿勢をやや軟化させた。 (C)時事通信社