【ソウル時事】北朝鮮に帰還した脱北者の新型コロナウイルス感染が疑われている問題で、韓国軍は26日、「(人物を)特定し、関係機関と確認を進めている」と明らかにした。韓国メディアによると、脱北者は韓国の京畿道金浦市の20代男性とみられ、軍などが経緯を調べている。
 聯合ニュースによると、男性は2017年、北朝鮮から泳いで韓国北西部・江華島にたどり着き、亡命。今回も同様の手段で北朝鮮に渡った可能性がある。また、男性は最近、知人女性に対する性的暴行の疑いで警察の取り調べを受けていたとの情報もある。
 北朝鮮には、韓国から帰還した脱北者に感染の疑いがあると公表することで、感染流入の責任を韓国側に押し付ける狙いがありそうだ。 (C)時事通信社