【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などによると、米国の新型コロナウイルスによる死者が29日、15万人を超えた。新規感染者数は伸びがやや鈍化してきたが、4月をピークに減少していた1日当たりの死者数は、フロリダ州で過去最多を更新するなど、ここに来て再び増加している。
 同紙の集計では、州別の死者数はニューヨーク州が約3万2300人で最も多く、ニュージャージー州が約1万5800人で続く。ただ、最近1週間の死者数はテキサス、フロリダ、カリフォルニアの順で多く、感染の中心が北東部から南部や西部に移ったことを示している。
 全米の新規感染者数は、1日当たり2万人前後だった6月中旬から急増。このところ増加ペースは落ちているものの、同6万5000人前後の高水準で推移している。最近1週間の州別の新規感染者数は、最多のフロリダ州が7万2000人超で、カリフォルニア、テキサス、ジョージアの各州が続いている。
 一方、米各メディアによると、テキサス州選出のゴーマート下院議員(共和党)が29日、新型コロナ検査で陽性反応を示した。ゴーマート氏はマスク着用をかたくなに拒否してきたことで知られるが、地元テレビに「自主的な隔離が必要になった」と説明。28日の下院司法委員会公聴会に出席しており、公聴会で証言したバー司法長官も検査を受けるという。 (C)時事通信社