【香港時事】香港政府は30日、新型コロナウイルス対策として導入していたレストランでの飲食を終日禁止する措置を撤回すると表明した。29日の規制開始から2日目の方針転換で、31日から再び夜間を除く外食が可能となる。香港では新型コロナ感染が急増しており、規制は当初、1週間続けられる予定だった。
 香港では29日、店内飲食を禁じられた大勢の市民が、食事場所を求めて炎天下の公園や路上に繰り出した。オフィスを持たずテークアウトに頼らざるを得ない建設作業員や清掃員といった労働者が多く、衛生面を問題視されたほか「あまりにも不便な上、かえって感染が広まりかねない」と批判が噴出。飲食業界も規制の即時撤回を要求した。
 政府側は「労働者に不便と困難をもたらした」と述べ、入店時の人数制限などを設けた上で日中の店内飲食を解禁すると発表。公共の場での3人以上の集まりを禁じる措置は続けられる。 (C)時事通信社