厚生労働省は31日、新型コロナウイルス対策として政府が介護施設などに追加配布するとした布マスク約8000万枚について、一律配布をやめる方針を明らかにした。希望する施設にだけ配り、残りは政府の備蓄用に回す。
 同省は「市場におけるマスクの供給状況が改善しており、介護団体などからの意見も踏まえて希望施設への配布にした」と説明。配布対象は全国の約50万事業所で、希望は8月5日から、メールや電話で募る。枚数は、施設の利用者と職員について1人当たり4枚を目安にする。
 政府の布マスク配布は、全戸向けが6月に完了し、約260億円かかった。介護施設や障害者施設などに向けた布マスクは、これまでに計約6000万枚を配布。さらに約8000万枚を配布する計画で、契約総額は約247億円となっていた。 (C)時事通信社