【北京時事】中国の衛生当局は1日、新型コロナウイルスの感染が再び拡大している香港に、PCR検査などを支援するチームを初めて派遣すると発表した。「香港政府の要請に応じ」としているが、香港への統制を強化する国家安全維持法施行に伴い悪化した対中イメージを改善したい中国側の思惑もあるとみられる。
 PCR支援チームの第1陣は、香港に隣接する広東省内の病院から選んだ臨床検査技師ら約60人で構成。先遣隊が2日に香港入りする。さらに、中国で感染が最初に拡大した湖北省武漢市から、臨時病院に関わった専門家6人を派遣。香港の国際展示場を改造して設ける臨時病院の設計や運営を支援する。
 香港では7月以降感染者が急増。6月末まで約1200人だった感染者は、1カ月で2000人以上増えている。 (C)時事通信社