【北京時事】中国工業情報化省の王江平次官は5日の記者会見で、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査について、1日の検査能力が7月末までに最大484万件に拡大したことを明らかにした。3月初めの約120万件から5カ月で4倍に増強したことになる。日本は依然1日最大3万5000件余りにとどまっている。
 中国では、最初に感染が拡大した湖北省武漢市と、6月に「第2波」に見舞われた北京市で、それぞれ1000万人規模のPCR検査を実施。大規模検査と感染者の早期隔離による封じ込めに自信を深めている。王次官は「検査能力の向上は、感染対策の常態化や経済活動の再開に重要な役割を果たすものだ」と強調した。
 国家衛生健康委員会によると、7月から感染が拡大している新疆ウイグル自治区ウルムチ市では約600万人、遼寧省大連市では約690万人に対するPCR検査が完了。同委の担当者は5日の会見で「両地区の感染拡大の勢いは、有効に制御することができた」と総括した。 (C)時事通信社