日本列島は11日、太平洋高気圧の影響で晴れ、関東を中心に気温が大幅に上がる所が多かった。気象庁によると、午後2時半すぎに群馬県伊勢崎市と桐生市で40.5度を観測。埼玉県鳩山町では40.2度を観測し、いずれも今年全国で初めて40度を超えた。
 群馬県館林市で39.9度、栃木県佐野市で39.8度、東京都青梅市や茨城県古河市で39.6度など、39度台になる所も相次いだ。
 国内観測史上の最高気温は埼玉県熊谷市で2018年7月23日に記録した41.1度。40.5度は地点別の順位で13番目に並ぶ。
 気象庁は12日についても北海道、東北、東海、近畿、四国、沖縄に高温注意情報を出したほか、関東と山梨県には環境省と試行中の熱中症警戒アラートを発表した。外出をなるべく避け、冷房を使うなどして熱中症を防ぐよう呼び掛けている。
 11日午後6時までに35度以上の猛暑日になったのは全国観測点の2割の230地点、30度以上の真夏日は8割の778地点(猛暑日地点を含む)で、ともに今年最多。伊勢崎市、桐生市、鳩山町を含め、観測史上最高気温を更新する地点が続出した。
 この記録的高温は、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が続いているほか、上空で大陸からのチベット高気圧の張り出しもあり、暖かい空気に覆われているのが要因。北海道では前線を伴う低気圧が日本海側を北上したため、オホーツク海側などに暖かく湿った空気が流れ込み、今年初めて猛暑日になった。 (C)時事通信社