【ソウル時事】韓国京畿道は11日、元慰安婦支援施設「ナヌムの家」(同道広州市)の不適切な運営に関する官民合同調査結果を発表した。施設運営者が元慰安婦支援目的で集めた寄付金の大半を別の用途に使用していたとして、「詐欺や業務上横領の疑いがある」と指摘した。
 この中では、施設の職員が高齢で意思疎通の難しい元慰安婦に対し「捨てるぞ」「痛い目に遭わせないと」などと暴言を吐いていたことが発覚。元慰安婦関連の記録物も適切に保管されておらず、ずさんな運営実態が明らかとなった。
 施設は社会福祉法人「大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」が運営し、元慰安婦5人が暮らしている。5月に不適切な運営疑惑が浮上し、施設を管轄する京畿道などが官民合同調査団を立ち上げ、7月6~22日まで実態調査を進めていた。 (C)時事通信社