【ニューヨーク時事】トランプ米大統領は11日の記者会見で、米バイオ医薬品企業モデルナが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、米当局の承認を前提に同社と1億回分の供給契約を結んだと発表した。米政府は、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンなど国内外の製薬企業とも同様の契約を結んでおり、ワクチンの囲い込みを進めている。
 モデルナによると、米政府は1億回分に15億2500万ドル(約1600億円)を支払う。さらに追加で4億回分のワクチンを購入する権利も確保した。既に9億5500万ドルを支援しており、開発に成功すれば、計24億8000万ドルを拠出することになる。
 同社のワクチン候補は7月下旬、米国内で約3万人が参加する最終段階の臨床試験(治験)に着手し、開発が最も先行するうちの一つ。 (C)時事通信社