【ワシントン時事】米政府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大学などが中止した対面授業の再開に向け、新たな指針を公表した。トランプ大統領は同日の記者会見で、子供や若者の死者はごく一部だと強調。学生や生徒が「(重篤化するリスクが高い)両親や祖父母と一緒に暮らすより、学校にいた方が安全かもしれない」と述べ、早期の授業再開を改めて求めた。
 トランプ氏は、対面授業がなくなったことで子供たちの学力が低下していると指摘。「閉鎖した学校に金を使うより、子供たちに直接使う方がいい」とも語り、連邦政府の補助金配分先を見直す考えを示唆した。
 政府指針は「学校閉鎖の長期化は親が仕事を再開する妨げとなり、経済再開に厳しい制約を課す」と主張。一般的な推奨事項として「屋内では大人数の集まりを避ける」「教室の消毒や換気を徹底し、できるだけドアや窓を開けておく」「社会的距離を保てない場合はマスクを着用する」など8項目を示した。 (C)時事通信社