東京23区内の熱中症による死者数が今月1日以降、79人に上ることが18日、東京都監察医務院への取材で分かった。このうちエアコンを使っていなかった屋内で死亡したのは65人で、全体の約8割を占めた。同院はエアコンの適切な使用を呼び掛けている。
 同院によると、17日までに熱中症で50~100歳代の男女79人が死亡した。年代別では65歳以上が70人と9割近くを占めた。
 時間別では夜間(午後5時~午前5時)が32人で、日中(午前5時~午後5時)の25人よりも多かった。不明は22人いた。夜間も気温が下がらない上、高齢者に就寝中のエアコン使用を嫌がる人が多いことが影響しているとみられる。
 東京消防庁によると、今月に入り、都内で熱中症が疑われて救急搬送された人数は、17日までの速報値で2576人。9日以降は連日100人以上が搬送されており、17日は339人に上った。 (C)時事通信社