【パリ時事】ギリシャのキキリアス保健相は18日、地元テレビに出演し、新型コロナウイルスのワクチン接種を早ければ12月に開始すると明らかにした。欧州連合(EU)から計約300万回分のワクチンを入手できる見込みで、来年6月にかけて接種を行うという。
 EU欧州委員会は14日、英製薬大手アストラゼネカとの間で同社が開発中のワクチンを最大4億回分購入することで合意したと発表。ワクチン承認後に買い取り、「平均所得以下の加盟国に無償提供する」と表明した。キキリアス氏は「順調に進めば、12月にまず70万回接種できるようになる」と述べた。
 ギリシャは周辺国に比べ新型コロナの被害が小さく、これまでの死者は230人にとどまる。ただ、夏の観光シーズンを迎え感染が急拡大。AFP通信によると、累計感染者数約7200人のうち、8月に確認されたのは約2800人に上る。 (C)時事通信社