新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」で、感染状況の分析に当たっている押谷仁・東北大教授が20日、多くの地域で7月下旬から8月初めにかけてピークを迎えた可能性があるとの見解を示した。東京都内で開催された日本感染症学会の講演で明らかにした。ただ、今後増加に転じる可能性もあると指摘し、「推移を慎重に見る必要がある」と話した。
 押谷教授らが感染者数を発症日ごとに分析したところ、全国の多くの地域で7月下旬から8月にかけて感染のピークを迎え、その後減少する傾向が見られた。感染リスクの高い場所で対策が取られたり、人の行動が変わったりしたことが要因として考えられるという。 (C)時事通信社