米大手投資会社ブラックストーン・グループの日本企業投資部門の坂本篤彦代表は3日、武田薬品工業の大衆薬子会社の従業員について、買収した後の来年4月以降も「今まで通りの雇用を維持する」と説明した。オンラインで記者会見した。武田から出向している取締役は引き揚げるが、野上麻理社長や現在の幹部に引き続き経営を担わせる方針も示した。
 大衆薬子会社は、武田コンシューマーヘルスケア(東京)。親会社の武田に支払っている製品のライセンス料や配当は買収後、全額をマーケティングなどに振り向け、3年以内の成長路線回帰を目指す。坂本代表は「5~10年で上場し、段階的に退出する」との方針を改めて示した。 (C)時事通信社