三重大病院(津市)の医師が使用していない薬剤を手術中に使ったとする虚偽のカルテを作成し、診療報酬を不正請求したとされる問題について、三重大は11日、40代の男性医師1人による不正があったとする第三者委員会の調査結果を公表した。今年3月までの2年間に2200件の手術で電子カルテ改ざんの疑いがあり、不正請求総額は2800万円を超えるとみられる。
 同大によると、男性医師は改ざんを認めている。上司の医師による薬剤の積極使用の勧めに応じて、使用実績を上げるためだったとみられる。余った薬剤は破棄されていた。製薬会社との金銭授受など不適切な関係は、現時点では確認できなかったという。 (C)時事通信社